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施設・環境整備について

ポーチ、風除室、エントランス、そしてユニットの玄関へと繋がる床の段差は、材質デザインが切り替わっても最小限とするのはもちろん、車椅子等の動線に配慮し靴を履き替えるための椅子を設置します。 二階へ上がるには、対面で配置されたエレベーターと階段のどちらでも、最短距離で利用できます。
プライバシーを配慮し、各居室と居間・食堂との関係は、入居者のプライバシーに配慮しアルコープ(緩衝帯)を設けました。 ゆったりとした居室は7.5畳。なじみの家具を持ち込めます。
家庭的な雰囲気が入居者が自由に交流できる広々としたリビングルーム。 ユニット内の居間・食堂は、入居者同士が交流する場所として重要なスペースであることから車椅子での移動が、容易に行える広さを確保してあります。 居間・食堂の壁面には作り付けの家具を設置し、テレビはもちろん家庭にあるような置物も飾りやすくなっている。
1階に機械浴(チェア浴)、2階に機械浴(寝浴・座浴)を設置したことで、さまざまな状態の利用者が入浴できます。小規模多機能ホームと併設されていることから、4~5人同時に入浴可能な一般浴も利用可能で利用者との入浴中の交流も行えます。 浴室、脱衣室はもちろんトイレには、手すりを設置しバリアフリー対応により転倒防止や危険防止に配慮しています。また、各居室のトイレはすべて外部に面した配置とし、においの排出に工夫を凝らしてあります。

​日常生活におけるサービス提供について

家事(調理、洗濯、掃除等)

入居前の居宅における生活と入居後の生活が連続したものとなるよう配慮しながら、各ユニットに設置された「台所設備や洗濯・乾燥機、掃除用具等」を活用し、入居者の心身の状況に応じた調理作業や洗濯作業もしくは清掃作業を行うなど、入居者がそれぞれの役割を持って自律的な日常生活を営むことができるよう、ユニット型ケアの特徴を活かした介護サービスの提供を実践します。

外出(買物、散歩、理美容等)

建設地の選定に当たり、徒歩圏内にスーパーマーケットがあることを条件にしており、日々さまざまな買い物に入居者の体調・希望等を考慮して利用します。土地区画整理地内に建設予定の公園があるため、高齢者の休憩場所の建設をお願いし了承を得られたので、散歩・ランチ等で活用し入居者の外出等の機会を確保します。

レクリエーション等(行事、ゲーム、スポーツ等)

入居者一人ひとりの嗜好に応じた趣味、教養又は娯楽に係る行事やクラブ活動等を実施するとともに、地域の住民による活動にも、入居者が自律的に参加できる環境を整備・支援します。

日常生活

食事の前の嚥下体操など、毎日行うものにも工夫とユーモアをもって、楽しく生活できるよう配慮します。

食事

入居前の生活習慣を尊重し、入居者が自分の時間・ペースで食事が出来るように配慮して家庭的な調理・食事を提供します。 調理は、管理栄養士等が作成した献立に従って行うとともに、入居者の心身の状況や嗜好に応じた適切な栄養量及び献立とし、入居者の自立支援に配慮して出来るだけ離床して共同生活室にて食事を提供します。 入居者の栄養状態や摂食、嚥下機能等を常に把握し、入居者に応じた食形態又は特別な食事を提供します。

利用者の健康管理

ホームドクターの指示のもと、定期的(1年に1回以上)に健康診断を実施するとともに、継続的な健康状態の把握に努め、必要に応じて適切な措置を講じます。看護職員は、日常的に体温、血圧、脈拍や体重等の測定、記録及び分析を行い、個別の体調の変化や異常の兆候を日々の暮らしの中で見落とさず、早期に発見できるよう注意するとともに、必要に応じてホームドクターとの連携による適切な措置を講じます。

施設での看取り

具体的な看取り・ターミナルケアの方法は、『看取りに関する指針』に基づき、各種マニュアル及び手順書等を整備します。

出入り口等の施錠に関する対応

施設の玄関、各ユニットの玄関とも、PM9~AM7の夜間は施錠する予定です。日中は、原則として出入口の施錠は行いませんが、職員専用の出入口のみ電気錠により開閉します。

家族との関わり

ご家族が利用者について不安に思うこと、気がかりなこと、苦情や要望等を気軽に言えるようにご家族とのコミュニケーションを大切にします。 利用者の事業所での日頃の様子を記載した広報誌(お便り)などを発行し、ご家族にお知らせします。 家族同士の自然なつながりを促進し、行事やふれあいの中でご家族が本音を言えるよう工夫します。

地域との交流

私たちから積極的に情報を提供することにより、地域社会との情報の交流が始まり人的交流や文化的交流等が深まるものと考え、事業内容等様々な情報を開示します。 また、日常の生活で利用する商店、医療機関、理美容院をはじめ、交番や消防機関、小学校、保育園、福祉施設等との協力関係を大切にするとともに、そこで行われている地域行事に積極的に参加します。

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